頑張って生きても無駄だと思ってる人へ

『その先へ』

悔しい!
悲しい!
どうして自分ばっかり、こんな目に遭わないといけないの?
めちゃくちゃ苦しいから
めちゃくちゃ遠くに逃げたい!
それなのに
向き合って
その先へ行きたいと思う気持ちがほんの少しだけ勝ってしまうんだよね

 

さて、10月ももう終わり。
あと2ヶ月で2021年も終わりますね。
ほんと早いよね。
一日もあっという間だし、一週間も一ヶ月もあっという間に感じるようになった。
特に、これということをしていない日の方が多いんだけど。

週末、兄と少し会う機会があった。
結構久しぶりに会った割に、会話は少ししかしなかったんだけど、その中で「どんな人にも平等に与えられているのは、“一日24時間”という時間」そんなことを言っていたのが印象的だった。
みんな同じ時間を与えられて、どう過ごすかは自分次第。

ある時、「どうせ人は死ぬんでしょ!?どうせ頑張ったってさ、死ぬんだから…」
そんな言葉を聞くことがあった。
そんな言葉を言う若者がいるんだと悲しくなった。
だけど、考えてみると、若者は先が永い。
若ければ若いほど、これから、楽しいことも多いけど、苦労することも努力する機会も多いし、時代の変化でこの先の未来も不安だったりする。
そりゃ、そんな言葉も言いたくなるよね。

でも、
生まれたくなかったのに勝手に生まれてきたのか?
死ぬために生まれてきたのか?
何のために生まれてきたのか?

希望もしていないのに生まれてきたかもしれないし、生まれた者は日々、確実に死へ向かっているし、何のために生まれてきたのかもわからない。

今はわからなくてもいいやん!
わからないことを無理にわかろうとしなくてもいい!
あとで、わかるかもしれないし、ずっとわからないままかもしれない。

生きてりゃ良いことばかりじゃない。
どちらかというと、しんどいことの方が多い。
たまには、ハズレくじを引いたかのように、自分だけがアンラッキーなことだってあったりする。
それによって人一倍努力しなきゃいけないこともあったりする。
周り見たら、幸せそうな人もいるよね。
どうせ死ぬなら、自分もこんな幸せな人になりたいわ。
そんなことも思ったりするよね。
だけどさ、自分が見たその幸せそうな人は、一時的に幸せそうに見えたんかもしれんよね。
ほとんどは毎日毎日一生懸命に何かを頑張って努力して必死で生きてるんかもしれんよね。
大抵の人は、ちょっと楽しみがあって、その為に頑張って生きてたりするもんよ。

だから、
どうせ死ぬんだから、何もしないんじゃなくて、
どうせ死ぬんだから、生きてる間は、ちょっとの楽しみを増やして、いっぱい楽しもう!